若いころから長年、コーヒーを水の替わりのように飲んでいたわたしが、コーヒー断ちをやってみました。
どのようにやったのか、そしてコーヒーを断つことで起こった身体の変化をお伝えします。
なぜコーヒーを断とうと思ったのか
半年ほど前から、ひどい片頭痛がするようになりました。
病院に行ってもこれといった原因はわからず、気圧だったり、年齢だったりいろいろなものが関わっているのでは?という話でした。
そこで、漢方を飲んでみたりしたのですが、多少の変化はあっても、頭痛は治りません。
そこでふと気づいたのが、毎日たくさん飲んでいるコーヒーでした。
どのくらい飲んでいるかというと、一日たっぷりマグカップで3、4杯。
夏場などは1リットルは飲んでしまいます。
要は水替わりだったのです。
そこで、コーヒーをやめることを決めました。
コーヒーの替わりに飲んだもの
とにかく、コーヒーをやめ、その代わりに麦茶をたっぷり沸かしておきました。
麦茶だけで口寂しいときは、ハーブティなどを飲みました。
また、ずっと試してみたかった酵素ドリンクなども飲んでみました。
これが意外にも気分転換になり、とてもよかったです。
1週間の記録
あくまでわたしの体験です。人によって個人差があります。
初日
朝起きてすぐにコーヒーを沸かす習慣になっていたので、ついコーヒーを準備してしまいそうになりましたが、慌てて麦茶を沸かしました。
が、朝から片頭痛がひどい…。
天気は良かったので、気圧のせいではなさそうです。
そして、こんなに片頭痛がひどいのに、やたらコーヒーを飲みたくなります。
片頭痛はおさまるどころか、どんどんひどくなり、お昼に少し横になって休みました。
昼寝した後も頭痛はひどく、一日ぼーっとしている状態でした。
2日目
少しは片頭痛が良くなってきてるかなと期待して朝起きたものの、またもひどい片頭痛。
片頭痛がひどすぎて、コーヒーを飲む気にもなりません。
横になってみたもののおさまりそうもないので、迷った末、鎮痛剤を飲みました。
それでも軽く痛みを感じる位の頭痛が続きました。
3日目
朝起きると、頭痛はほぼありませんでした。
ほっとしたのもつかの間、お昼位からじわっと頭が痛くなってきて、徐々にひどくなってきました。
薬を飲むほどではなかったので、なんとか過ごせました。
ただ、異常に眠い1日で、早々に寝てしまいました。
4日目
朝起きた時には、頭痛はありませんでした。
この日はじんわりと頭の奥が痛い気がしましたが、問題なく日常生活を送れました。
5日目~7日目
頭痛は起こりませんでした。
天気が悪い日もあったのですが、全く頭は痛くなりませんでした。
そして、コーヒーを飲みたい、とも思わなくなりました。
コーヒー断ち後の変化
よく眠れるようになった
年齢のせいか、よく眠れない日が多かったのですが、コーヒーを断ってからはずっと寝つきもよく、また深く眠れています。
そのせいか、朝すっきり起きられるようになりました。
肌の乾燥が減った
超乾燥肌だったのですが、なぜか乾燥が減りました。
想像もしていなかったので、ちょっとびっくりしました。
今までは、コーヒーの利尿作用で、水分が排出されすぎていたのかもしれません。
頭痛が減った
完全になくなった訳ではありませんが、薬を飲まないといけないほどの片頭痛はほぼなくなりました。
コーヒーは身体に悪いのか
正直、コーヒーが大好きすぎて、体への良し悪しなど全く気にしていませんでしたが、少なくとも、代謝も体力も落ちている40代のわたしにとっては、かなり飲みすぎていたというのは間違いなさそうです。
コーヒーは身体にいいという論文もあり、決して悪いものではありませんが、今の自分の適量を知ること、また、身体の不調があるときにコーヒーを取りすぎていないか疑ってみることが大事でしょう。
これからもずっとコーヒーを飲まずにいるのか、と言われたら、やはり親しい人と飲むコーヒーは特別なものなので、お付き合いでは飲めたらいいなと思っています。
まとめ
コーヒー断ちは、初日から数日間はかなり辛い身体の変化が起こる可能性があります。
もしやるのなら、休みの日がおすすめです。
また、原因不明の体調の悪さがあるときは、コーヒーを飲みすぎていないか、みてみるといいかもしれません。
もしコーヒーを断って何らかの良い効果があれば、それはコーヒーがない方が身体に合っているということです。