最近では、大きな駅前にはどこにでもホットヨガの看板を見かけます。
ホットヨガは暑い空間で行うヨガですが、スタジオの暖め方に2種類あるというのを知っていますか?
一つは、LAVAでおなじみのホットヨガ、スタジオは空調設備で暖められています。
要は、エアコンで空気をあたためて、部屋全体を暑くしています。
もう一つは、岩盤浴ヨガなどと呼んで区別しているもので、スタジオはこだわりの石の下に流れるお湯の水蒸気で暖めています。
要は、溶岩などの天然石の下にお湯を通して部屋を暖める、床暖房みたいな感じです。
その岩盤石ヨガが、とても身体にいいという話を聞いたので、体験に行ってきました。
ホットヨガ美温とは

ホットヨガスタジオ美温に実際に行ってみました。
富士の溶岩石
スタジオの床は、黒。富士の溶岩石だそうです。
ミネラルがたくさんふくまれた溶岩石で、下にはさらに天然鉱石が敷き詰められていて、マイナスイオンと遠赤外線効果があります。

床に触れるとじんわりとあったかくて気持ちがいいです。
レッスンの内容
強度は低~中のレッスン

レッスンはヨガマットではなく、バスタオルの上で行います。
なので、あまりハードなポーズはない印象です。
わたしが受けたのは、「美脚美尻」がテーマのレッスンで、座って行うもの、両手両ひざをしっかり床について行うものがメインでした。
インストラクターさんに聞いたところ、石の上なので滑ること、また滑った場合も石は硬いので危険だということを考えて、安全なポーズをとっているとのことでした。
例えばパールシュワコナーアサナ(脇腹を伸ばすポーズ)なども、ダウンドッグからの流れではなく、両膝をついた状態から右足を手と手の間について、うしろのひざはついたままの軽減法で行われていました。
普段運動しない人や、高齢の方も無理なくできそうです。
逆に言えば、ものすごいアサナにチャレンジしたい、というのであれば、別のヨガの方がいいかもしれません。
レッスンの途中で一度身体を冷やす
30分くらい経つと、インストラクターさんが、外に出るように指示します。
外で一旦身体を冷やし、しっかり鼻で呼吸すると、気持ちのいいリセットになります。
また、温泉の温冷浴のように、血行を良くし、自律神経のバランスを整える効果があるそうです。
実際に一度外に出たあと、後半のレッスンは、汗が滝のように流れてきました。
レッスンの流れはインストラクター次第
レッスンには決まった流れはないそうです。
インストラクターさんがその都度シークエンスを決めるそうです。
そのため、インストラクターさんは臨機応変に対応できる経験豊富な先生が多そうです。
というのも、わたしが受けたレッスンも、「美脚美尻」がテーマだったのですが、受けているわたしたちの背中が丸まっているのが気になったようで、胸をそらすポーズを入れます、と言ってました。
最後になぜそのポーズを入れたのかというのを説明してくれました。
なので、あとは自分と相性のいい先生にあたるととてもいいと思います。
レッスンの感想
汗がすごい
スタジオに入ってすぐは、「あれ?そんなに暑くない」という印象でした。
が、じわじわと、身体の奥から汗が出てくる感じです。
身体を冷やす休憩の後は、信じられないくらいの汗がでました。
インストラクターさんによると、サウナやエアコンなどの暖め方だと、身体の表面から温かくなるけれど、美温では水蒸気で岩盤を温めているので、遠赤外線効果で身体の内側から温めるのだとか。
身体が一日中ずっとあたたかい
とても寒い日だったのですが、夜寝る時までずっと足先まであたたかかったです。
冬場や、冷え性の人にはとてもよさそうです。
長く続けると、体温も上がり、免疫力があがりそうです。
よく眠れる
これが一番驚きだったのですが、その日はとにかく寝つきが良く、すぐに眠れました。
わたしは普段、眠りがとても浅いのですが、朝まで全く目覚めず。
久しぶりに深く深く眠ったせいか、次の日の調子は言うまでもなく最高に良かったです。
まとめ
美温のヨガは、ミネラルたっぷりの富士の溶岩石を使ったホットヨガで、遠赤外線で身体の内側から温めます。
美温のヨガは、体温をあげ、免疫力をあげ、不眠を解消してくれます。
クラスは、無理のない動きが多いので、体力に自信のない方でもできます。
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