ハヌマーンというのは、超個人的な強さと武勇を兼ね備えた、猿のボスの名前である。ハヌマーンは海峡を一またぎしてヒマラヤに至り、生命をもたらす植物の生えている山の頂きをもちかえって友の危急を救ったとされる
インド神話にでてくる、有名な猿の神様に捧げるポーズは、いわゆる180度の前後開脚、スプリットです。
普通のヨガのクラスで出てくることはほとんどありませんが、出来たらかっこいい!というポーズ。
わたしができるようになったやり方を3ステップでお伝えします。
ちなみに、1回ではなかなか出来ないと思うので、数か月から一年と長い目で頑張るといいです。
ハヌマーナアサナの3ステップ
クッションやブランケット、ヨガブロックなど、少し高さがあるものを用意しましょう。
1.準備運動

両足を前に出して座る。
右足を曲げ、右かかとを自分の方に引き寄せ、左足を後ろにまっすぐ伸ばす。
そのまましばらくキープ、もしくは上体を前に倒してキープ。

※両足やります
2.クッションを使う

右足を前、左足を後ろに伸ばし、クッションやブランケット、ブロックなど高さのあるものの上に座る。
そのまましばらくキープ。
※両足やります
3.クッションをどける
下に敷いていたクッションなどをどけると、前後開脚ができます。
床に太ももがつかない場合は、2に戻ってもう一度、クッションの高さを低くして行うといいです。
ハヌマーナアサナの効果
座骨神経痛を治し、足の機能障害を治す。
脚の筋肉の調整に役立ち、足の健康を保ち、短長距離走者は定期的にこのポーズをすることを勧める。
ももの内側筋肉をリラックスさせ、強化する。
まとめ
ちょっと難しいアサナなので、出来るようになるには時間がかかります。
3つのステップで、股関節の前後が大きく開くようになると、足の筋肉の調整だけではなく、座骨神経痛にも効果がみられます。
ぜひやってみてください。
