コロナウイルスで不安になっている人が多くいます。
わたしも、子どもたちが一日中家にいることになり、普段と違う日常に多少戸惑いはありました。
人間は過度な不安に陥ると、イライラしたり、疑い深くなったり、身体の免疫が下がっていきます。
ひどくなると、血圧が上がったり、便秘や下痢、頭痛など顕著に表れてきます。
この異常な事態な時に、平穏な心と身体を保つためのヨガの教えを3つご紹介します。
浄化法で中からスッキリ
手洗い、うがいは当然ですが、ヨガにはさらに6つの浄化法があります。
その中で、鼻の浄化法(ネティ)と頭の浄化法(カパーラ・バーティ)は、手軽に出来て、役に立ちます。
ネティとは
鼻の浄化法です。
写真のようなポットを使って行う、塩水を使ったジャラネティがおすすめです。
必要なものは、人肌くらいの温かさの水と、少しの塩です。
ネティポットに入れて、片方の鼻から塩水を通し反対の鼻から自然に出します。
今では薬局で手軽にできるものが手に入ります。
カパーラ・バーティとは
カパーラは頭蓋骨、バーティは光の事です。
吸う息には特に意識せずゆっくり、吐く息はお腹をしっかりへこませて強く一気にだします。
効果は、肝臓、脾臓、膵臓、腹筋を活発にし、強くします。
そのため、消化能力がアップし、鼻腔の通りが良くなり、目は涼しく、気分が陽気になります。
ネティとカパーラ・バーティは、この時期に多い花粉症の人にも効果があると言われています。
浄化法のやり方はこの本にも載っています。
アサナで健康な心身
家にこもっている日々になる人も多い時は、ヨガのアサナが役に立ちます。
しっかりとした呼吸をつけてアサナを行う事で、身体の中に良い気を流し、健康な身体を保つことができます。
アサナは子どもにもできます。ぜひ一緒にやりましょう。
子どもは運動不足になるとイライラしがちなので、家の中で身体を動かす、まさにヨガのアサナができることです。
瞑想で冷静な心
不安や焦りがあると、普段と違うテンションになります。
思い切ってTVやスマホのニュースなどの情報を切り、瞑想をしましょう。
自分の内の静けさを見つめると、落ち着いた心を取り戻すことができます。
パニックになってトイレットペーパーを買いに行くこともなくなります。
他の人の事を考えずに、マスクを買い占めることもなくなります。
わたしは南アジアに住んでいた時、トイレに紙がないというのが当たり前だった事を思い出して、いざとなれば水さえあれば大丈夫だと思っていました。
マスクは簡単に作れるので、買いません。
まとめ
こんな大変な時だからこそヨガの教えを活かして過ごしましょう。
浄化法でウイルスを外にだし、アサナで身体を丈夫にし、瞑想で心を整えましょう。
浄化法は、花粉症の方にも効果的です。