コロナウイルスの影響で、日々不安や緊張の日々が続いています。
何事もネガティブに考えたり先の事ばかり考えたりすることで、頭がエネルギーを消費し、どんどんエネルギーが上昇していってしまいます。
そのような時に大切なのが、意識を骨盤に向けることです。
骨盤、正しくは骨盤底にあるチャクラは、ムーラダーラチャクラです。
ムーラダーラチャクラとは
ムーラダーラとは、「ムーラ=根っこ」、「アダーラー=支えるもの」 という意味です。
人間の根っこ、という意味からとても大切な場所だということがわかります。
妊娠した時骨盤ベルトをすると、身体全体だけでなく、精神的にも安定したことを思い出すと、腰回りがいかに重要か実感できます。
ムーラダーラチャクラのバランスが崩れると
ムーラダーラのイメージは、「地中に向けてどっしりと張っている根」ですので、現実にきちんと向かあい、地に足の着いた生活をしている人は安定しています。
逆に、先の事ばかり考えている人は、自分の足元を見ていないので、ふわふわしてしまい、下降するエネルギーが希薄になってしまいます。
このチャクラのバランスが崩れると、下降するエネルギーに影響される内臓機能、具体的には、下痢や便秘、大腸や消化器系のトラブルなどが現れます。
他にも、坐骨神経痛や前立腺の問題、痔など肛門のトラブルもおこってきます。
身体だけではなく、精神的にも、皆と同じ事をしないと不安になったり、パニック障害や不安、ひきこもりなど、生命力を失ったゆえの障害が起きます。
コロナウイルスのニュースを見て、みんながトイレットペーパーを買っているからと買いに走ったり、マスクがないからとパニックになったりしてしまう人は、ムーラダーラチャクラを整えるといいかもしれません。
ムーラダーラチャクラを整える方法
赤いパンツをはく
赤パンツ健康法、などといって、赤いパンツをはくといいというのが一時ブームになりました。
これはまさにムーラダーラチャクラの赤色を腰回りに身につけるという事で、理にかなっています。
生命力が強くなり、健康になるということで、ご年配の方を中心に流行しました。
最近では、柔道の阿部一二三選手が、大事な試合の時に赤いパンツを必ず履いている、という話題もありました。
大舞台で緊張し、あがってしまったら、頭に血が上り、下半身ががくがくふわふわしてしまいますので、しっかりと腰回りを安定させるエネルギーを下に向けるためにも、これも理にかなっていると思います。
ムーラバンダをかけてみる
ムーラバンダとは、骨盤をロックし、肛門と性器の間を締めるように意識する方法です。
股関節の安定感を高め、腹圧を高め、プラーナ(生命エネルギー)が流れ出るのを防ぎます。
ヨガのアサナを行うときに意識してバンダをかけると、ポーズが安定しますし、最低限の力で身体が動くようになってきます。
まとめ
不安やパニックになりやすい人は、ムーラダーラチャクラを整えるとよいでしょう。
ムーラダーラチャクラとは、骨盤底の肛門と性器の間にあるチャクラです。
身体の安定だけでなく、精神的な安定にも重要なチャクラです。
整えるには、このチャクラに対応する色である赤色を取り入れたり、ムーラダーラーバンダをかけてアサナを練習するとよいでしょう。