成功するために何が必要か、Googleで検索すると、たくさん出てきますので、誰もが成功したい、そのためには何が必要か、というのを考えていることが良く分かります。
わたしのヨガの先生が教えてくれた、成功する要因はたったの二つでした。
それは、適切な努力と、神の恩恵(イシュワラ アヌグラハ)を得るための祈りです。
そして、その二つは、同じくらい大事だということです。
1.適切な努力をする
当たり前ですが、努力なしに成功はありません。
なので、努力は必要です。
2.神の恩恵を得るために祈る
どんなに努力をしても、コントロール不可能な事態は起こります。
例えば、農業。どんなに作物の事を学び、愛情をこめて育てても、その年に大雨や冷害、台風など予測できないことが起こりえます。
このような、コントロール不可能な、目に見えないことを、サンスクリット語でダイヴァと言います。
このダイヴァが良い方向に働くようにするに、「祈る」のです。
もちろん、日本でも、成功を祈ることは文化としてあります。
優勝祈願、合格祈願、安産祈願などは、まさに「自分の努力+祈り」という組み合わせで祈っています。
また、病気が治るように、とか、雨が降りますように、というのもあります。
ただ、感覚として、日本の文化とヴェーダの文化が少し違うなと思ったのは、「祈るという行為は、必ず結果を生む」「祈るという行為で必ず結果を変えられる」という考え方です。
そのくらい、祈りの重要性が高いのです。
「もしかしたら運が良くなるかも」と思って祈るのではなく、「必ず良い結果になる」という強い信念を持って、祈っているのです。

まとめ
成功するために必要なものは、努力と神の恩恵を受けるための祈りです。
この二つは同じくらい大事です。
祈ることは行為なので、結果を生むと考えられています。