他人の行動がとても気になる人が多いかと思います。
マスクをしている、していないだけでなく、スーパーに家族連れでくる、公園で遊ぶなど、今までだったら特にだれも気にしなかった事なのですが、コロナウイルスの感染リスクを考えると、たくさんの人が他人の行動を気にかけています。
そこで必要なのは、思いやり、と思うのです。
家にいるのが、最高の思いやり、でも買い物で外にでないといけないこともある。
そんな時には、たくさんの他の人への思いやりの気持ちをもって動けば、間違いないと思うのです。
思いやりなんてメリットある?
知らない相手を思いやっても自分には何もメリットなんかない、と思うかもしれません。
でも、思いやりってすごいメリットがあるんです。
これを知ったのは、随分前のTEDの動画でした。
チャディー・メン・タンさんは、元々はGoogleのエンジニアで、マインドフルネスのトレーニングSIY(サーチ・インサイド・ユアセルフ)を創始者の一人です。
このプレゼンでは、思いやりは幸せをもたらしてくれる楽しいものですが、それだけではなく、利益にもなり、仕事にも役に立つ、という話をしてくれます。
楽しいだけでなく、仕事にも役に立つなら、だれもが思いやりを持ちたいものですよね。
この動画では、SIYプログラムの概要も説明されています。
それは3つのステップなのですが、最終ステップは、「他人と会うたびに、最初に習慣的 本能的に 「相手に幸せになってもらいたい」と考える」という習慣を身につけることです。
この善意は、無意識のうちに他人に伝わり、それによって信頼が生まれ、良い関係が生まれるそうです。
習慣的、というのがかなりハードルが高いですが、意識的にやってみることは出来るかもしれません。
世の中の人がほとんどずっと家にこもっていますが、たまに出かけたスーパーのレジの人にも「幸せになってもらいたい」と考えれば、おのずと温かい気持ちで正しい行動が出来る気がします。
思いやりは幸せになる方法
チャディー・メン・タンさんは、最後にダライ・ラマの素敵な言葉を紹介しています。
「他人を幸せにしたいなら 思いやりを実践しなさい」
「自分が幸せになりたいなら 思いやりを実践しなさい」
今こそ実践する時です。
まとめ
思いやりは相手だけでなく、自分を幸せにする方法です。
他人と会った時に、幸せになってもらいたいと考えてみましょう。
たくさんの人が実践することで、世の中に平和が訪れます。