今日は指ヨガの講座を受けました。
指ヨガのすばらしさは、一人でいつでもどこでもできるという事です。
テレワークで肩が凝ったときでも、電車の中でも、朝起きてすぐでも寝る前でも、本当にいつでもできるものです。
指ヨガとは
「指ヨガ」の創始者は、沖ヨガ協会理事長の龍村修先生です。
指ヨガは、“手は人体の縮小版”という東洋医学の考え方をベースに、手にある、からだの部位と相応するツボを押したり、手指をひっぱったりもみほぐしたりするものです。
その時のポイントは、呼吸。これがマッサージではなくヨガたる所以なんですね。
指ヨガは、呼吸と、意識と、動作を合わせて行います。
例えば、首が痛ければ、首に対応する部分(中指の第一関節あたり)を、呼吸にあわせながらよくもんだり、引っ張ったりします。
そうすることで、痛みが減ったり、首が動かしやすくなったりする効果があるそうです。
指ヨガの効果は
実際に、鼻先をゆっくりと右、左と動かして、自分の首の可動域を確かめた後に、指ヨガを行い、もう一度同じことを行ってみました。
すると、確かに可動域が広がっています!たったこれだけなのに、すごい!
他にも、図を見ながら気になる所とかももみほぐしてみました。
便秘がちなので、手のひらの中心より下の部分とか、左の肩甲骨の裏が痛くなるのでそのあたりとか。
もみほぐして気づいたのが、右手左手によっても感じ方が違う部分もありますし、指をそらせて気持ちいい、という指もあれば、イタタという指もあるということです。
先生曰く、「ヨガは命に聞いてやる」ということだそうです。
よく、「自分の身体に聞いて、アーサナをとってください」という事は聞きますが、先生は「命に聞く」という言葉を使っていて、あぁ、深いなあと思いました。
考えてみれば、身体はもっと深められても、気持ちが拒否している時もありますね。
なので、痛いのを無理してやることはないそうです。
そして、先生曰く、「手は、露出した脳」、だそうです。
身体が固くなっている人は、手も動きにくかったり、アルコール中毒やニコチン中毒の人は手が震えたりするそうです。
手から、身体全体だけでなく、脳まで見ることができるなんて驚きです。
そういう、様々なモノの見方を広げていったり、重層的な見方を得られるのが、指ヨガの素晴らしいところです。
まとめ
指ヨガは、沖ヨガで有名な龍村修先生が作られた、呼吸に合わせて、全身に対応する手指の部分をひっぱったりもみほぐしたりするものです。
いつでもどこでもだれでも一人で行う事ができます。
身体にはもちろん効果的ですが、それだけではなく、幅広いモノの見方ができる心をはぐくむことができます。