ヨーガの先生に、ヴィラーガという言葉を教えてもらいました。
これは、現在にも将来にも冷静であること、つまり束縛、中毒、依存からの解放、という意味で使われるそうです。
感覚的な喜び、例えば、今日は美味しいモノを食べよう、などはいいそうですが、依存症や中毒、これがないと幸せじゃない、というほどになるのは、今の時間も有効に使えないので、駄目だそうです。
中毒といえば、お酒やたばこ、ギャンブルなどでしょうか。
わたしはかつてはコーヒー中毒でした…。朝起きて夜寝るまでコーヒーを飲まないと落ち着きませんでした。(そして止める時も頭痛がすごくて辛かったです…)
そして最近は、ゲーム中毒などもあると聞きます。うちの子どもがならないか不安…。
このようなものは、「やめようと思ったら、いつでも自分はやめられる」と思いがちですが、絶対やめられないそうです。
自分がコントロールしていると思いきや、いつのまにか立場が逆転して、自分がお酒やたばこにコントロールされる存在になってしまうそう。
では、やめるためにはどうすればいいのでしょうか。
中毒から自由になる3ステップ
1.認める
まずは、そもそも、お酒やたばこ、ギャンブルなどは、もはや自分の手の内にはない、コントロールできるものではない、というのを認めないといけません。
いつまでも、やめたい時にやめれる、と思うのは間違いです。
もはや、今は支配されている存在だというのを認めましょう。
2.祈る
そして、認めたら今度は祈ることです。
手の内にないものをダイヴァと言い、これが良い方向に働くようになるには、祈るしかないのです。
3.見つける
そして最後に、今中毒になっているものよりも強く自分が惹かれる何かを見つけることです。
それも、健康的なものや、自分を高めることができるものがいいでしょう。
ヨーガもいいですし、何かの勉強でも、趣味でも、子育てでもなんでもいいので、夢中になるものを見つけることです。
言うのは簡単でも、実際は夢中になるものを見つけるというのは、なかなか難しいものです。
案外、今の外出自粛の時など、普段の生活と全く違う事があった時に、自分の価値観ががらっと変わって、見つかるかもしれませんね。
まとめ
中毒になっているものがあれば、自分がもはやコントロールできないと認めましょう。
認めたうえで、良い方向に働くように、祈りましょう。
中毒になっているものより夢中になるものを見つけましょう。