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八支則の五番目【プラティヤハラ】って何?集中へのターニングポイントはここ

ヨーガには、八支足というものがあります。

ヤマ(禁忌)、ニヤマ(勧戒)、アーサナ(座法)、プラーナヤーマ(呼吸法)、プラティヤハラ、ダーラナ、ディヤーナ、サマーディの八つです。

このうち、プラティヤハラって何だろう?って思っていました。

八支足の最初の二つ、ヤマは、他の人に対してやってはいけないこと、ニヤマは、自分に対してやった方がいいことであり、完全に外側に向いた行為です。

アーサナは身体を整えて強くし、プラーナヤーマは呼吸を整えます。

意識は内側にむいているものの、まだ外側の事です。

しかし、プラティヤハラを飛び越え、最後の3つは、ダーラナ、ディヤーナ、サマーディは集中の世界、完全に内側です。

そう、プラティヤハラはちょうど外側から内側に変わるところにあるのです。

『ヨーガ・スートラ』の中でのヨーガという言葉は、集中という意味で使われています。

その、集中に入るターニングポイントがプラティヤハラです。

すなわち、行為器官、知覚器官、五感が制御された状態であるといえます。