わたしが影響をうけているものの一つに、パーマカルチャーがあります。
パーマカルチャーとは、パーマネント(永続性)と農業(アグリカルチャー)、そして文化(カルチャー)を組み合わせた言葉で、自然の生態系や循環システムを取り入れ、恒久的持続可能な社会をつくるためのデザイン体系のことです。
なんだか難しそうですが、簡単に言うと、
①地球を大事にすること
②(自分を含めた)人を大事にすること
③みんなで分かちあうこと、与えあうこと
というシンプルなものです。
初めて聞いたのは、もう10年以上前、オーストラリア在住の女性から、パーマカルチャーの話を聞いたことでした。
当時やっていたのは段ボールコンポストくらいで、さすがに畑なんて街中に住んでいるOLのわたしには無縁だなぁ、なんて思いながら軽く話を聞いていました。
「マンションのベランダだから何もできない?そんなわけないわよー、ベランダだったらこんな風にデザインするのよー」と、彼女が楽しそうにベランダのデザイン画を描いてくれました。
コンクリートで固めた四角いベランダが、立体的に緑が増えて、水辺もあり(お皿です)、そこに鳥がやってくるようなステキな世界に早変わりし、いつの間にかすっかり引き込まれ、ものすごくわくわくしました。
そして、その緑はすべて食べられるものが植えてあるのです。(もちろんお花もありますが。)
知識は要りますが、実践的で、シンプルな生活に、ものすごく惹かれました。
何より、マンションだから、街中だから、わたしには関係ないから、と自分がやらない理由とか、考えに勝手な制限をかけていたんだなと感じたものです。
パーマカルチャーを実践する、しないは別にしても、知ることで、自分の意識が変わることは間違いありません。
なにより、賢くシンプルに暮らしたい!と思うはずです。
きっと、ヨガをやっている人には合っているんじゃないかなぁ。
パーマカルチャーって言葉を初めて聞いた、という人でも、子どもでもわかりやすい本『みんなのちきゅうカタログ』が8月末まで限定でnoteで全文公開されています。
ちょっと気になった方、無料期間中にぜひ読んでみてください。
https://note.com/twovirgins