パーマカルチャーの世界では、「消費者から生産者へ」と言われます。
例えば、いつもスーパーで買ったものを食べる、だけでなく、プランターででもいいので、自分で生産した食べ物を食べる、という意味です。
ヨガの世界では、「消費者から貢献者へ」と言われます。
とにかく与える、ということです。
貢献、とか与える、というとなんだかすごいことをしないと、と身構えてしまいますが、唯一誰にでもできるものがあるのです。
それは、祈りです。
祈ることが何かに貢献しているとは思えないなぁ、とピンとこないかもしれません。
でも、祈ることこそが、お金や地位や権力がなくても、老若男女問わずできる社会貢献なのです。
以前、ヨガの先生とわたしを含めた他の生徒さんたちで話している時、家を購入したい人が、どうやって購入場所を決めたらいいのか、という話題になりました。
地盤や歴史、パワースポットという言葉を考えても、土地に強いプラーナがあるのはよくわかります。
人類の歴史を見ても、様々なところで戦争、事故、不幸な出来事など起こっていて、どういう土地がいいのだろう、とわいわい話していたところ、先生が、
「土地のプラーナは変えることができるのよ」と言い出しました。
その方法は、祈る、という事です。
例えば、鎌倉など、毎日たくさんの人が祈っている土地では、過去にたとえひどい戦があったとしても、祈りの力で日々浄化されていく、とのことでした。
確かに、世界中どこに行っても祈りがある場所、教会やモスクなどは、とても純粋なエネルギーに満ち溢れています。
ですので、震災など、たくさんの人が犠牲になってしまうような事が起これば、それこそ世界中で祈らなければならないのです。
祈りの大切さを感じた瞬間でした。
世界中で猛威を振るっているコロナウイルスも、日本では随分収束の兆しが見えてきました。
日々世界中の人たちが祈って、一日でも早い収束を願いましょう。