Apricot tree yoga
日々、ヨガ勉強中
philosophy

【タパス】現代の苦行って何だろう

だんだん、日中がとても暑くなってきました。

今でこそ、エアコンのあるわが家ですが、一昨年前までは、家にエアコンはありませんでした。

夏は、正直かなり辛い一週間くらいがありました。

水を浴びて乗り切りました。

 

ヨガの八支足のニヤマの三番目に、タパスがあります。

タパスとは、日本語では苦行と訳されることが多いです。

本来は、tapは熱するという意味で、生命を高めるような行をタパスと呼んだそうです。

 

そうはいっても、今の世の中で、生命を高める行??って何でしょう。

タパスについて、具体的にはヨーガスートラには、具体的には書かれていません。

それは、時代によって異なると言われています。

昔は、正反対の環境に自分を置く、つまり、暑い/寒い とか、食べる日/断食の日 とかをつくるという事だったと言われています。

もちろん、そういう行も、今でも可能です。

わが家のように、エアコンを使わず、ある程度の暑さを我慢することもある意味この行かもしれません。

 

それよりももっと現代にしっくりくるのは、勉強でも、運動でも、ヨガの練習でもなんでも、継続的に行うという事です。

継続的に行うというのは、うまくいく日もあり、うまくいかない日もありで、時としては苦痛を伴います。

そうやって続けることで、持久力、忍耐力がつきます。

これがまさに現代的タパスでしょう。