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映画『奇跡の数式』の主人公である、数学者ラマヌジャンは、敬虔なヒンドゥー教徒でした。
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日々のお祈りを欠かさず、やっと願いかなってイギリスに行ったものの、その文化の違い、食事の違い、戦争、そして孤独により病気になってしまいます。
彼は、形式などにとらわれず、ものすごい閃きや直感によって、4000もの定理や数式を、ノートに書き留めていました。
学校を出ていないため、「証明」という概念がなく、ハーディ先生とよく口論になっていましたが、次第に先生も彼の閃きを尊重するようになり、無神論者でありながらも、彼のよい理解者になっていきます。
ラマヌジャンのこの閃きの源は何か、と問われたとき、彼は「寝ている間に、ナマギーリ女神(ヒンドゥー教の女神)が舌に書いてくれる」と言います。
神を愛する人を神は助けるのだなと思った瞬間でした。
女神信仰といえば、ラーマクリシュナを思い出します。
彼は、ちょうどラマヌジャンの生まれる前年である1886年に没していますが、カーリー女神の信仰者でした。
彼も、高度な教育は受けておらず、形式などにとらわれないヨガの修行を行った人に思えます。
神を愛した彼にも、カーリー女神は現れており、数々の神秘体験をしています。
毎日の祈りがある人は、心のよりどころがあり、それがいつしかすごい力になると感じました。
困ったときの神頼み、ではなく、日々のお祈りが大事なんですね。
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