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辛さや悲しみの事を、ドゥッカと言います。
このドゥッカは、3つの側面を持っています。
1.アーデャートミカ(自分自身の苦しみ)
2.アーディバウティカ(自分の周り、自分以外の苦しみ)
3.アーディダイヴィカ(自分の手の内にはない、どうしようもできない苦しみ)
例えば、頭が痛い、癌になった、事故にあった、試験に落ちた、など、たくさんありますが、これらはすべて、自分自身の苦しみです。
自分の身体、考え、感覚器官に源があります。
周りに虫が飛び回ってて嫌だ、家族が病気になった、などは、自分の置かれている状況です。
自分以外の周りに源があります。
最後は、地震や津波、台風などのいわゆる自然災害で、自分でも他人でも、誰もがどうにもコントロールできないものです。
この3つのドゥッカ、どれが一番辛い、とかではなく、どれも辛いものなのです。
賢者でさえも、苦しみは辛いと、ヨーガ・スートラにも書かれています。
ただ、ドゥッカがやってきても、静かで穏やかにいることができるよう、ヨガの日々の実践を行う必要があります。
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