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『ヨーガ・スートラ』の中で、プラーナヤーマについて書かれてあるのは、第2章の49~53の5つのスートラです。
アーサナが3つのスートラで書かれているのに比べれば、少し多いのですが、あまり書かれていないものですね。。。
プラーナヤーマには、三種類あります。
第一のプラーナヤーマは、外的制御とよばれ、息を吐いた後に止めることです。
第二のプラーナヤーマはその反対、内的制御と呼ばれ、息を吸った後に止めます。
第三のプラーナヤーマは、わずかな努力でいつでも呼吸を止めることができる状態です。
そして、さらに続きがあります。
(息を)外に出す、内に入れるという境地を超えた、第四のプラーナヤーマがある。(Ⅱー51)
息を吸う、吐くというのを超越したものがあるんですね!
自分が呼吸しているのかしていないのか、今、息を吸っているのか吐いているのかわからない感じになり、実際は止まっているのですが、その止まっている状態が心地いい感じです。
呼吸法の練習の後の瞑想で、この状態になります。
この状態になると、なんと、
そこで、内的な光明の覆いが取り除かれる。(Ⅱー52)
のだそう。
ラジャスやタマスで隠されていた、サットバな部分が出てくるんですね。
こう見てみると、呼吸法って本当に大切だなと感じます。
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