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ヨーガという言葉の意味は、「つなぐ」や「結びつく」というのはよく知られています。
でも、『ヨーガ・スートラ』で使われるヨーガは、「つなぐ」ではなく、「集中」の意味で使われています。
ヨーガは他にも、「抑制」という意味もあります。
最も古い文献で、ヨーガという言葉が残っているのは、『リグ・ヴェーダ』(BC1200頃)だと言われています。
そこでは、今でいうヨーガ=つなぐというのではなかったそうです。
その後、ウパニシャットが成立した時代(BC800~AD400頃)に、ヨーガは「結びつく」という意味で使われ始めました。
『ヨーガ・スートラ』はその後の時代に編纂されています。
この『ヨーガ・スートラ』は、聖者ヴャーサによる有名な解説があり、そこで「ヨーガは集中である」と書かれてあるのです。
サンスクリット語は、一つの言葉でもたくさんの意味があるので、慎重に読んでいかないといけないですね。
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