Apricot tree yoga
日々、ヨガ勉強中
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嫌なことでも嬉しいことでも受け取る態度は同じでいよう

本格的な梅雨入りで、毎日雨が続いています。

雨は恵みだとわかっていても、外に出かける時には、どうしても「あぁ、嫌だなぁ」と思ってしまいます。

そう思うわたしは、まだまだ修行が足りません。。。あぁ。

 

不幸において悩まず、幸福を切望することなく、愛執、恐怖、怒りを離れた人は、叡智が確立した聖者だと言われる。(BGⅡー56)

嬉しいこと、おめでたいことなど、自分にとって都合のいいことに直面した時には舞い上がり、悲しいこと、不幸なことなど、自分にとって都合の悪いことに直面した時には、あれこれ文句を言ったり怒ったり…。

これは、事実を受け入れることを拒んでいるのです。

そして、この揺れ動く気持ちは、わたしたちにものすごく大きな苦しみを与えます。

 

賢者は、自分の与えられた状況を嫌ったりせずに、あるがままを受け入れるといいます。

もちろん、感情がないのではなく、賢者でも喜びもあれば悲しみもあるのです。ただ、それを受け取る態度が、いつも同じなのです。

 

ギーターのこの章では、喜びで舞い上がったりせず、悲しみでひきこもったりせずにいられる人は、叡智が確立していると書いてあります。

自分と世界は一体であるという知識、すべてはイーシュワラのありがたい計らいだという知識・・・。

それは、日々ヨーガや聖典を学び、実践するしかありません。