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philosophy

【グナ】人を喜ばせることで、サットヴァが増える

自分自身がサットヴァ(純粋性・調和)でいたい、いようとしても、周りの人がラジャス(激動性)だったり、タマス(怠性)だったとしたら、どうしたらいいのでしょう。

その人そのものがラジャスやタマス、というよりは、三つのグナの割合は常に変化するものなので、今、たまたま機嫌が悪くて攻撃的だったり、怠けたい気持ちがあってグダグダしているだけなのだと理解しておくことです。

自分の事を考えても、早くやらないといけないことを後回しにしたり(タマス)、ちょっとしたことで声を荒げてしまったり(ラジャス)ということはよくあります。

そういう時は、まずは相手、もしくは自分を喜ばせてあげましょう。

人は喜んでいる時は、心が前向きな時で、サットヴァな気質が多くなります。

なので、ラジャスやタマスの影響を受けている人を、喜ばせてみましょう。

 

自分の事は自分がよく知っているので、どうやれば喜ぶのか、わかるかもしれません。

いい音楽を聴いたり、自然に触れてみたり、美味しいものを食べたり、身体を動かしてみたり。

相手のことも、どうやったら喜ぶのか考えて動いてみることです。

相手が子どもだったら、もしかしたらお腹がすいているのかもしれないし、学校で何かあったから不機嫌になっているのかもしれないし。

一緒に美味しいおやつを食べたり、話を聞いてあげたりやってみましょう。

まずは相手を喜ばせてあげること、それが自分も相手もサットヴァな気質を増やすコツです。