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meditation

ヨーガは集中 瞑想でラジャスとタマスを静めよう

「ヨーガは集中である」と言ったのは、『ヨーガ・スートラ』の解説でも有名なヴィヤーサです。

集中の源は、サットヴァです。ヨーガでは、このサットヴァの働きをとても重要とされています。

 

そして、ヴィヤーサはまた、「それ(集中)は精神のすべての段階の性質である」と言っています。

段階は5つあります。

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すなわち、どんな段階であっても、集中する性質は持っていて、集中できないというのは、グナの活動のせいなのです。

 

やらなきゃいけないことはわかってても、やる気がおきずにぐだぐだしている、そんな時でも集中という性質はあるのです。

ただ、タマスが優位であるから、集中できないのです。

明日のパーティの事を考えてウキウキしすぎて何も手につかない、という時でも、集中という性質はあるのです。

ただ、ラジャスが優位であるから、集中できないのです。

 

タマスやラジャスが増えてしまうと、そこにあるサットヴァの性質を覆い隠してしまいます。

判断力が弱ったり、立ち振る舞いが間違った方向に進んだりと、考えと行動のバランスが崩れてしまうのです。

 

この、タマスやラジャスをどんどん静めていかないといけないのです。

そのための瞑想です。