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自分の行いによって、多くの人を幸せにすることをサットカルマ(良い行い)と言います。
人にだけでなく、動物に対してや自然に対してなども含みます。
例えば、掃除をする場合。自分の家だけであれば、恩恵を受けるのは、自分と家族になります。
でも、家の周りを掃除する、近所を掃除する、学校の掃除をするとなると、恩恵を受ける人がどんどん多くなります。
できるだけ多くの人々を幸せにするために、できるだけ良い行為をするのです。
インド大使館のヘマント先生は、ヨーガの定義は「出来るだけ多くの人に出来るだけ多くの時間、出来るだけ多くの幸せを与えること」だと教えてくれました。
この言葉が大好きで、自分のクラスの最後には必ず唱えるようにしています。
要は、ヨガとは単に、アーサナ、呼吸法、瞑想だけでは不十分で、普段の生活でサットカルマを行わなければならないのです。
その良い行為が生み出す良いエネルギーが、いつしか自分のもとに返ってきて、意識を内側に向けるパワーになるということです。
普段からジャンクフードばかり食べ、環境を壊し、暴言ばかり吐く人が(極端すぎて、そんな人は稀ですが…)、瞑想やってみても、なかなか良い効果が得られないかもしれません。
自分の行動が、自分だけのためにやっていないか、他の多くの人を幸せにしているか考えて生活すると、ヨーガの効果はさらに高まるでしょう。
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