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陰陽の考えでは、右は陽、左は陰です。
右は男性性、左は女性性であることから、足の組み方は男性が右から、女性が左からと言われています。
しかし、ハタヨガでは、これにとらわれることなく、どちらが上でも組めることがいいと言われます。
身体を重視しているので、左右差がなくどちらもバランスがとれるということが大事なのです。
アーサナを行うときも、どちらから、という決まりはありません。
ただ、右利きの人は、何かと右からやりがちなので、ヨガの時は左からするとバランスがとれると聞いたことがあります。
確かに、わたしも無意識のうちに、なんでも右から行う癖があります。
男女によって、変わるものの一つをご紹介します。
手のムドラー(ハスタムドラー)の一つである、両手の手のひらを上にして、重ねたものです。
手の上下だけではなく、名前も変わります。
バイラヴァ・ムドラー(男性用)
1.両手の手の平を上にして、左手の上に右の手をのせる。
2.左手で包み込むようにしてリラックスする。
バイラヴィ・ムドラー(女性用)
1.両手の手の平を上にして、右手の上に左手をのせる。
2.右手で包み込むようにしてリラックスする。
このムドラーでは、右手がピンガラ、左手がイダを表しており、二つのナディの統合に効果的です。
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