Apricot tree yoga
日々、ヨガ勉強中
philosophy

プライドが高く傲慢なライオンと、人を見下げるヘビを飼っている人

自分の中にいる動物を調教できるのがヨガだという話があります。

ヨガの練習で自分の中の動物を飼いならす手を出すのはだめだけど、言葉であれば何を言ってもオッケーだという考えの子育てをしているご家庭にあったことが何度かあります。 小さい...

ライオンはプライドと傲慢さです。

プライドが高すぎると、人に頼ることができなくなります。

辛いときに、他人にヘルプが出せないことは、どんどん辛さが増していくでしょう。

一人で抱え込んで、自殺をしてしまう人は、自分の中のライオンをうまく飼いならせなかったからかもしれません。

また、「自分が絶対的に正しく、相手が間違っている」と思うのも、プライドの高さでしょう。

 

日本は、「人に迷惑をかけてはいけない」という考えが強い国です。

子育て中のお母さんたちは、移動にしろ、遊ぶ場所にしろ、常に肩身が狭い思いをしています。

子どもが小さいころにお世話になったパキスタン人の人たちは、「人に迷惑をかけるのは当たり前なので、迷惑をかけられても許すのが当たり前」と言っていました。

とにかく、子どもにも大人にも、すべての人に優しいのです。

わたしはこの考えが大好きで、日本でもそう生活をしたいなと思いましたが、なかなかそうはいきません。

「あなたは変わり者だ」、「子どもの教育がなっていない」、「放任家庭だ」とか言ってくる人たちもいました。

果たしてそうなのでしょうか。

自分が絶対正しいというライオンが暴走しているのではないでしょうか。

さらには、自分の中にいる、人を見下げるヘビもうまく飼いならせていないのでしょう。

 

子どもたちとライオンキングのDVDを見ながら、ふと自分の中の動物について考えた一日でした。