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心に響くガンディーの言葉 彼こそが現代の真のリーダー

最近、ガンディーの伝記を立て続けに読んでいます。

きっかけは、図書館で見つけた、子ども向けの伝記でした。読みやすいのに奥が深く、思わず二回続けて読み、改めて大人向けの本を読んでみました。

ガンディーは、ヒンズー教徒でありながら、イスラム教やキリスト教、仏教を否定することなく、それぞれの経典をきちんと読んで理解しているところです。

なので、パキスタンとインドが分離独立の道を選んだ時に最後まで反対していたそうです。

今、このガンディーの生き方が、新しいリーダーシップ像として注目されています。

スティーブジョブズは、「チェンジ」という観点から、ガンジーを敬愛していたといいますし、『7つの習慣』の著者であるスティーブン・コヴィー博士も、その本の中で、ガンジーを例に出しています。

この本の中から、いくつか印象に残ったものを、書き留めておきます。

自分が正しいときには、怒る必要は全くない。

自分が間違っているときには、怒る権利はまったくない。

わたしたちには、自分ではどうすることもできない日が一日に二日だけある。それは、昨日と明日だ。

わたしは未来を予見したいとは思わない。現在のみに関わっていたいのだ。現在の次の一瞬をコントロールする力は、神からは与えられていない。

この一瞬を大事にせよ。

人が偉大であるかどうかは、世のため人のためになっているかどうか、その正確な度合いに応じて決まってくるものだ。

黄金律がある。それはお互いに寛容の精神で臨むことだ。私たちは、けっして同じように考えることはないのである。あくまで断片的で異なる視点から真理を見ているのである。

教育のある人たちの心の硬さほど、わが人生で悲しませるものはない。

もし自分にユーモアのセンスがなかったら、とっくの昔に自殺していただろう。

軍隊の訓練も、柔術も必要ないのである。精神をコントロールすることだけが必要なのだ。セルフコントロールが達成できた時、君は森の王者ライオンのように自由になり、一瞬にらみつけただけで、敵は怖気づいてしまうだろう。

食べ物が身体にとって必要なように、祈りは魂にとって必要だ。

食べなくても数日は生きることができるだろう。だが、神を信じているなら、一瞬たりとも祈ることなく過ごすことはできないし、またそうであってはならないのだ。

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