白湯を飲む健康法が流行っています。
そのブームで、アーユルヴェーダの事を知る人も多いそうです。
水を沸騰させて、火を空気をいれる。それが白湯です。
風・水・火という三つのものをバランスよく取り入れるということなのだそう。
なので、水をレンジでチンしても、電気ポットで沸かしても、火や風がはいりにくいので、効果はうすくなってしまうでしょう。
こうやって、丁寧に意味を知って行うと、単なる流行りの健康法、ではなくなり、その人に合った医療になっていくのかもしれません。
わたしは若いころ中米に住んでいて、その時はダイエットコーラばかり飲んでいましたし、その後マクロビオティックを熱心に実践した頃は三年番茶ばかり飲んでいました。
さらにはコーヒーが大好きになり、コーヒーばかり飲む時期もあれば、炭酸水メーカーを買った時は、炭酸水ばかりを飲んでいました。
「すべての生き物に必要なのは水で、ジュースやコーヒーやお茶じゃないよ」と誰かに言われてハッとして、季節を問わずに水ばかり飲むようになっていましたが、今ではすっかり白湯ばかり飲んでいます。
便秘にも効くし、もう年なので、なにより身体が冷えるのを防いでくれます。
ちなみに、ドクターハンサが言っていましたが、沸騰してすぐ火を止めて作った白湯よりも、元々の水の量が半部くらいになるまで沸かした白湯の方がいいそうです。
これは、身体への浸透率が違ってくるそうで、腰痛の人などにはよく効くそうですよ。
確かに野菜のスープを考えてみても、さらっと煮たスープよりも、ぐつぐつとじっくり時間をかけたほうが、身体への染み渡る感じがしませんか?
健康志向の友達は、南部鉄器のやかんで沸かすといいよ、とか、土でできたポットで沸かすとさらに土の要素も加わっていいよ(今は風の時代だからいいんだそう!?)とか教えてくれます。
なので、一言で白湯といっても、作り方や飲み方次第で色々な効果があるものなのですね。奥が深い!!!