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ダルマとは、調和とか、秩序と訳されます。
自分だけのためではなく、調和のために選択していくことが、ダルマに沿った生き方です。
調和?秩序?ピンとこないかもしれません。
例えば、太陽は、毎日同じようにわたしたちの地球を照らしてくれます。
このダルマの法則がなければ、ある日は太陽は地球の近くに来たり、ある日は遠くに去って行ったりと、毎日が全く違ったものになるでしょう。
例えば、自分の身体は、毎日何もしなくても消化してくれます。
しかし、ダルマに沿っていない、誰が作ったのかわからないものを、感謝もせずに食べていれば、この消化機能というダルマの法則が崩れてしまいます。
そうやって、身近にあるたくさんの調和に五感や考えを向けることで、自然と自分の中に、感謝や、満足感や安心感が生まれてくるのでしょう。
あるお坊さんが、いじめにあっている人の相談にのっていました。
その相談者は、職場でひどいいじめにあっているが、シングルマザーで働かねば食べていけない状況です。
そのお坊さんは、「いじめている人たちが悪いけれども、あなた(相談者)も、自分の中に哲学を持つ必要がありますよ。」とおっしゃっていました。
世の中競争社会です。誰かを蹴落としてでも上にあがりたい、誰かをだましても、自分が儲かりたい、という人がたくさんいます。
そんな中で強く生きていくには、自分の中に哲学が必要だと。
自分の中に調和があり、安心があり、満足がある人は、この競争社会のプレッシャーに負けない力があるでしょう。
自分の中の哲学をしっかり持つこと、これは、大人だけでなく、子どものうちからしっかりと身につけられるように子育てもしないといけないなぁ。
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