Apricot tree yoga
日々、ヨガ勉強中
ayurveda

子どもの食べ物の好き嫌いは親の悩み 嫌いなモノは食べなくていいの!?

子育てしているお母さんたちの悩みの一つに、「食べ物」がよくあがります。

「野菜を食べない」「牛乳を飲まない」「好き嫌いが多い」などです。

 

わが家でも、子どもたちは多少の好き嫌いはありました。

わたしもわたしで、まぁ、今これを食べなくても死なないだろう、位の楽天的な感覚だったので、全く悩んだことはありません。

いつの間にか食べることができるようになっていたり、体調によって食べられない日もあったりするものだと思っていたからです。

さらには、わたしたちが若いころにホームステイを受け入れた子たちの中に、とても好き嫌いが多い子がいたというのもあります。

野菜を全く食べない、モン族の子もいました。それでも、とても健康的な身体と心を持った子でした。

なので必ずしも、何でも食べるべき、とは考えていません。

 

アーユルヴェーダではどうでしょう。

アーユルヴェーダでは、自分の好きな味は自分の身体にいいものだと考えられています。

逆に、嫌いな味を無理やり摂ろうとしても、まずは身体や心が拒否しますし、たとえ頑張って口に入れても栄養になりにくいと言われています。

なんとも子育てに優しい考え方ですよね。

なので、子どもの食べ物の好き嫌いで悩むお母さんたちに一言!

「嫌いなものを無理やり食べたところで、栄養にもなりにくいんだから、そんなに頑張らないで!」

 

それでも、よくよく考えてみたいのは、味です。

野菜という一括りにするのではなく、それぞれの野菜が色や形、成る時期や産地が違うように、味も違うものです。

酸味、苦味、渋味、辛味、塩味、甘味、どの味の野菜もありますし、調理法でも味を引き出したり、味を付けることができます。

野菜が嫌い!野菜が苦手!と一概にいうのではなく、どんな味が好みで、身体が求めているのかを丁寧に見ていくことが大切なのかもしれません。

甘い味が好きなら、根菜の野菜のスープにしたり、酸っぱい味が好きなら、レモンで味付けをしたり。

そういう工夫がアーユルヴェーダ的な健康で長生きできる食事に繋がっていく気がします。