カルナカララのアーユルヴェーダアドバイザー養成コースの卒業証明書授与式に出席しました。
場所は、高輪にあるスリランカ大使館です。
なかなか大使館に行く機会などないので、なんだかわくわくします!
この日はスリランカ大使館主催のイベントでアーユルヴェーダの無料講座がzoomで行われており、そのイベントを大使館で参加させてもらった後にそのまま式典参加となります。
イベントの司会は、黄色い華やかなサリー姿の秋沢淳子さん。TBSの社員で、元アナウンサーです。とても綺麗!
秋沢さんは、お仕事をしながらもSPUTNIK Internationalという団体を作り、長くスリランカの国際協力、特に教育分野の協力に携わっていらっしゃいます。
はじめに、大使からのご挨拶がありました。
アーユルヴェーダがこんなに日本で興味を持たれているなんて、スリランカの人たちにとっては誇らしいことだろうなぁ、と思いながら聞きました。
そして大使館主催のイベント、アーユルヴェーダの講義です。
講師はわたしたちが教わった、ディネーシュ先生とディヌシュカ先生。
あー、懐かしい、この感じ。いつもの優しい落ち着いた話し方で、丁寧に話してくれます。
ディヌシュカ先生は、ステキなサリー姿でした。(初めて見ました!!)
司会の秋沢さんからの「アーユルヴェーダとは何か」とか、「なぜ世界中に広まっているのか」という問いかけに答える形でディネーシュ先生の話が始まりました。
アーユルヴェーダが考える食事のことや生活のことなど、わかりやすく教えてくれます。
コロナ禍の中で使える、うがいの方法や、PC作業が多くなって増えてくる悩みである肩こりや眼に効くマッサージを教えてくれました。
さらには、働きすぎのわたしたち日本人への生活上のアドバイスなども。
短い時間だったにもかかわらず、とても勉強になりました。
続いて卒業証明書授与式です。
一人一人、名前を呼ばれ、立派な証明書を大使から直接手渡していただきました。
なんだか感慨深いですね。大変だったけど、勉強してよかったなぁ。
最後はこれまたステキなサリー姿のMさんの言葉で、イベント終了です。
その後、参加者全員のために、お茶会を開いてくれました。
2か月間、完全オンラインの授業だったので、一緒に勉強してきた仲間に会うのは、全くの初めてです。
実際に会ったみなさんは、画面越しに見るよりもとーーーっても綺麗な方ばかり。
もしかしたらこれまでzoomの授業はすっぴん普段着で受けていて、今日はドレスアップしているからかもしれませんが・・・、それを差し引いても、みなさん本当にお綺麗!!!
アーユルヴェーダに関わる人たちは、みなさん本当に内側から輝いています。
そして何より、初めて直接会った気がしないというか。もう、いろんな人と喋りたいことが次々と湧きでてきます。
スリランカ大使館のマークがついたティーカップでお茶をいただきながら、今後こういう事をしたいね、という事をたくさん話しました。
講座を受けた目的はみなさんそれぞれ違うし、アーユルヴェーダとの関わり方も違うけれども、こんなに個性豊かな楽しいメンバーがいれば、面白い事ができるぞ、と確信した時間でした。
遠方に住んでいたり、諸事情で参加できなかった仲間たちとも、これからきっと会えると信じています。
あらゆる場面でオンラインの講座が主流になってきていますが、知識を得ることはできても、仲間を得られる講座というのはなかなか難しい気がします。
わたしは長くヨガ哲学の講座をzoomで受け続けているのですが、ずっと同じメンバーなのにもかかわらず、参加者同士で話した事など一度もありません。
名前と顔がかろうじて一致するかな、という程度です。
そのため、カルナカララのこのオンライン講座も、一緒に受講するメンバーと仲良くなる事など全く期待せず、ただただ知識が得られたらいいな、と思って受講しました。
それなのに、メンバー同士がこんなに仲良くなれたというのがとても不思議な感じです。
それはきっと、毎回の講義の中でディネーシュ先生、ディヌシュカ先生がこまめに生徒の名前を呼んでくれたり、質問や意見などを言いやすい雰囲気を作ってくれていたこと、そして座談会など色々な仕掛けをしてくれたスクールのおかげなのでしょう。
そういう仕掛けが活きて、わたしたち生徒が他のメンバーの事をどんどん知ることができ、あの人ともっと喋りたい、あの人にもっと聞きたい、となっていった気がします。
日本でアーユルヴェーダを学び続けるには、知識はもちろんですが、仲間が必要です。
学びあう仲間、教えあう仲間、実践しあう仲間、刺激しあう仲間・・・。
そういう仲間に出会えたことに、本当に感謝しかありません。
帰る時には、スリランカ大使館から紅茶のお土産までいただきました。嬉しいなぁ。


