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植物と動物の違いは何でしょう。
植物は光合成を行い、動物は光合成を行わない、とか、植物は二酸化炭素から酸素を作り、動物は酸素から二酸化炭素を作るというのが一般的な答えでしょうか。
古代からあるアーユルヴェーダでは、植物にも五感(ニャーナインドリア)はあるといっています。
ただ、その五感でとりいれた情報が反応する、行動器官(カルマインドリア)がありません。
これが、植物と動物の違いです。
五感は、目、耳、鼻、口、皮膚の5つです。
行動器官は、話す、歩く、掴む、生殖、排泄の5つです。
考えてみると、確かに植物は聞こえているかもしれないし、見えているかもしれないけれども、それができていると他から見てわかるような行動がありません。
この、五感と五つの行動器官の間にあるのが、心(マナス)です。
五感で得た刺激が心、そして身体に作用し、様々な変化を生み出します。
落ち着いた曲を聴くと、心が穏やかになり、身体の動きはゆっくりとリラックスします。
手作りの愛情こもった新鮮な食事をとると、心が満足し、身体も満たされた気分になります。
なので、心が落ち着かない、不安だ、という人は、身体まずは五感に対する刺激を変えてみるのがいいかもしれません。
あるいは逆からでも。行動を変えてみると、心も変化します。
どんなに心が動いていても、アーサナをすると、心が落ち着くように。
心と身体はつながっているのです。
心はその人が繰り返し行う行動にあらわれる byチャラカ
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