Apricot tree yoga
日々、ヨガ勉強中
asana

観るからこそ変化する

子育てにおいて、見る(観る)時間というのがすごくかかることに気づきます。

小さい頃は、それこそ目が離せないので、自分が何もしなくても、何かをしていても、ずっと子どもを目で見ています。

子どもが幼稚園や小学生になっても、見る時間は減りません。というより、ますます見ることが増えていきます。

そして、親が見ているからこそ、成長があります。

たとえば、勉強。

「勉強しなさい」と言うだけでなく、見てあげるだけで、子どもはやる気になるのがわかります。やる気になると、のびてきます。

たとえば、習い事。

スイミングスクールでも、親が見ている子どもは成長が早い気がします。何か言うわけではなく、ただ見るだけなのに、違うのです。

逆に、スクールに預けるだけで、実際に見に来るのは進級テストの時だけ、という家庭の子どもは、成長が遅かったりします。

見ることで、子どもが変わるのです。

 

もっと大きくなれば、子どもが家にいる時間はどんどん減り、親が実際に目で見る時間は減るでしょう。

でも、そこでも観ること(心を配ること)で、子どもは成長するんじゃないかな、と感じています。

 

子どもに対してだけでなく、自分の身体においても、観ることで変わります。

アーサナで、ざっくりと「身体が固い」と思うのではなく、どこがどう固いのか、どこがひっかかっているのか、細かく観ていくことで、確実に変化がおきます。

筋トレでも同じで、使っている筋肉を観るのと観ないのでは筋肉の付き方が違ってきます。

 

ヨガを続けていることで、自分の身体だけでなく、子どもの事も、そして自分の周りに起こる出来事すべてにおいて「観る」ことが丁寧にできるようになり、そして「観る」ことで起こる変化を楽しむことができるようになってきた気がします。