karunakaralaで学んだ仲間たちと勉強会をしました。
寒い冬に向けて、今回のテーマは「冷え」です。
まずお話してくれたのは、経験豊富な鍼灸師のMさん。
東洋医学では、「冷え」というのは、生活習慣からおこるもので、睡眠不足や、暴飲暴食、ストレス、といった身体におけるダメージの総称だそうです。
人間の体温は、赤ちゃんの時がとても高く、老齢になると低くなり、最終的には冷えて亡くなります。
ですので、冷えるというのは、老いに向かう、ということ。
当たり前といえば当たり前なのですが、ちょっとショックですね。。。冷えを甘くみてました。
そのため、「冷やさない」、ということが大切だということです。
冷えたら温める、ではなく、「冷やさない」!!←ここ大事!
冷やさない手段としては、起床時と就寝前の一杯の白湯をとること。
そして、体温より低いものは口にしないこと。
身体を温める食材を摂ること。
アーユルヴェーダと同じですね。
また、今は火を使わないお灸があるので、それを使ってみるといいですよ、と教えてもらいました。
確かに火を使うお灸は、ちょっとハードルが高いけれども、これなら手軽に出来そう。
そしてカイロを使って温めるなら、女性であれば仙骨のあたり、そして丹田のあたりがおすすめだそう。なぜなら、冷える人は、子宮まで冷えていて、それだと卵が育たないからです。
続いて、冷えと下着の関係をお話してくれたのは、@mami_yoga_gifuさん。
冷えと下着??あまりピンとこないテーマでしたが、聞いて納得!でした。
わたしたちが、24時間365日必ず身につけているのは下着です。
そもそも日本では、着物文化から洋服文化に変わった時に、一緒にランジェリー、つまり今のわたしたちが使っている下着が持ち込まれたそうです。歴史浅っ!
下着とは、主に3つに分けられます。
1.肌着・・・保温目的
2.ランジェリー・・・見た目重視
3.ファンデーション・・・洋服を着た時に綺麗に見せる目的
下着の歴史が長いヨーロッパでは、この3つを一日の中で着替えるそう!!すごい!
そこで、下着選びのポイントを教えてもらいました。
まずは、鼠径部(足の付け根)を押さえつけないものが良いそうです。
鼠径部を圧迫することで、下半身への血行が悪くなり、それが冷えを助長したり、むくみの原因になってしまいます。
鼠径部は、レースになっている、ハイレグの形(足の付け根よりも上にくる形)がおすすめだとか。
もしボクサータイプのショーツを選びたいなら、足の部分が少し長めの方が良いそうです。
そして、素材は、出来るだけ肌触りが良い、身体を温めてくれる素材を選ぶのがベスト。
コットンはもちろん、他にも温めてくれる素材は色々出ているそうです。
また、サイズも日本人女性は、小さめのショーツをつけていることが多いそう。
きちんと自分の身体に合ったものを選ぶことが大切ですね。
正直、下着の事をあまり考えたことはなかったのですが、改めて見直すとても良い機会になりました。
今回の勉強会は、同期のNさんがまさかのスリランカのkarunakaralaアーユルヴェーダリゾートからの参加でした。
実際にやってもらったドクターディネーシュの脈診の話や、進行中のパンチャカルマの様子も教えてくれて、みんなで大笑い(!!)しながら聞きました。
とーってもすっきりしたお顔になってたNさん、きっとパンチャカルマの効果ですね。
同期でない方たちも勉強会に参加してくれて、嬉しかったなぁ。本当にアーユルヴェーダとkarunakaralaの繋がりに感謝です。
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