わたしたち一人一人は、与えられたこのそれぞれの肉体のマネージャーだとヴェーダンタでは考えます。
この肉体のマネージャーとして、今世でやるべきことをやるのが大事なのです。
わたしが今世でやるべきことって・・・??
今世でやるべきこととは、ヴェーダンタでは、この世界のすべてのものの作者である、イーシュワラが求めている事です。
それが何か知るために、アーサナヨガや瞑想を行ったり、哲学を学びます。
何より日々、カルマヨーガ(行いをイーシュワラに捧げ、結果はプラサーダとして受け取る)を行うこと、よりサットヴァな選択をする事は大事だなと思います。
子どもたちが小さいときは、わたしは睡眠時間もとにかくギリギリで、毎日化粧をすることもできないくらい、髪を振り乱して子育てしていました。
仕事をしていた時は、頑張れば評価され、それがモチベートになっていましたが、子育ては誰も評価してくれません。
また、人見知りで、他の人から抱っこされることも嫌がる子どもたちだったので、親にも預けることができず、なんでうちの子だけ、、、と思っていました。
子どもを預けて優雅にランチやら習い事やらに行ったりしている友人を見ては、心底うらやましく思ったものです。
でも、このヴェーダンタに出会ってからは、人に対する羨ましさが全くなくなりました。
子どもは、ヴェーダンタではイーシュワラからのプラサーダと言われています。
子育てよりも自分の欲望(カーマ)を優先させてしまうのは、イーシュワラが望んでいることではない、と感じたのです。
そもそも、こんなにこんなに可愛い子どもたちをプラサーダとして与えてもらったこと自体が、どんなにラッキーでどんなに有難いことなのか。
この貴重なプラサーダを大切に育てること、それがイーシュワラの望みでしょう。
そうこう考えていくと、自分には何て素晴らしいプラサーダが与えられたんだろう、とただただ感謝でいっぱいになります。
やるべきことがわかるようになってきます。
やるべきことと、やっていることが一致し、そしてそれがやりたいことであったら最高ですよね。
ヨーガの学びに出会っていて本当に良かったです。